今回のタイトルはFermentation bed
日本語では”Nuka-doko”と言われ、日本古来の発酵技術です。
陶芸で使用される粘土も同様に、採取した土を練って発酵させることにより、バクテリアが繁殖して土に粘りが生まれますが、うーたん・うしろはセオリーやルール(固定概念/規定概念)に縛られることなく、採取した多種多様な土を混ぜ合わせます。
その過程は土を混ぜること以外にも発生し、そこからうーたん自身の文化が形成され、そこに他者を受け入れ、それを育むことをひたすらに続けます。
そして自身をささげるかの如く、大いなる自然との共生、火との対峙が始まるのです。
“うーたん陶芸”は、生命力を備えたうつわであり、手に取る瞬間も、その先も発酵を続け、私たちに栄養を与えてくれるのではないでしょうか。
うーたん・うしろの生きるうつわをお楽しみください。