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2024.09.9

田宮亜紀の横顔 Aki Tamiya

<ブランド情報 - CIBONE>

田宮亜紀の横顔はとても印象深い。

自身のうつわや作陶について語るとき、そして自身の作品に触れるとき、
にじみ出る高揚感と無邪気な横顔が特に印象に残っています。

彼女が純粋に土との対話を楽しみ、彼女の手から離れ火をくぐった後に生み出される
その表情を、だれよりも心待ちにするさまは、とても愛おしく感じます。

今展示会では、そんな彼女の横顔を彷彿とさせるような
焼き物の新しい愛で方を定義したいと思います。

一つ一つのうつわの横顔を眺めてみると、そこは窯の中でも一番火に触れる部分であり、
それぞれが個性的な表情を持ち合わせていることが良く分かります。

土と火から生まれる窯変したさま、彼女のろくろから生まれる手跡、田宮亜紀が
こよなく焼きものを愛することから生まれたそれぞれの横顔にも注目し、お楽しみください。

■展示作品 「壺」

緑豊かな静岡の工房で、穴窯に10日間薪をくべ続け焼き上げる。 土の中に埋もれるように、窯の中で灰をたっぷりと被り窯変した美しい自然の表情が壺に現れる。

価格 : 25,000円~850,000円(価格は変動する可能性がございます)
サイズ :H100×W105 (mm) ~ H700×W560 (mm)

■展示作品 「大皿」「鉢」
これから手になじんでいくことを予感させるような、ざらついた手触り。とても人間的な作品と思えるのは、業に頼られた結果ではなく、素朴で力強さを感じさせるものであるから。通常の作品展では出展されない、大型の平皿や鉢が並びます。

価格:20,000円~45,000円(価格は変動する可能性がございます)
サイズ:H50×W270(mm) ~ H60×W350(mm)

田宮亜紀の横顔
Aki Tamiya

【OPENING RECEPTION】 9月13日(金)18:30 - 20:30
会期: 2024年9月14日(土) - 9月29日(日)
作家在廊日:9月13日(金)、14日(土)、15日(日)

営業時間:11:00‐20:00
会場:CIBONE (東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F)

企画協力:うつわ祥見 KAMAKURA
PHOTO:KEIICHI SAKAKURA

田宮亜紀|Tamiya Aki

東京都生まれ。1996年益子で築窯。今成誠一、青木亮との交流を重ねながら、作家としての活動を開始する。 1999年より活動の拠点を静岡に移し、無釉の焼締にこだわり、穴窯で壺を中心とした作陶を続ける。2020年、 2021年にCIBONE CASE (GINZA SIX)で開催した「焼きものに還る」展のほか、プリミティブな作風が注目を 集めている。