ドンシー のコンセプト、「シルクロードの東と西のあいだ」。
空間設計を手がけた柳原照弘氏は、バトンのように手渡されながら各国で編集されてきた文化の変遷と光に着目しました。最小限の光でテーブルの料理を際立たせるよう空間をブラックアウトし、ゲストが手を触れるテーブルやカウンターには、天然石や無垢材といった、あえて国外から選んだ本物の素材を採用。
アイコンである円形の照明は、インド料理のターリーから着想を得て柳原がデザインし、奈良県に本拠を置く「ニューライトポタリー」が制作したもの。ヨーロッパ視点でアジアの色合いを表現したソファも、空間に彩りを与えます。
マテリアルの制約に縛られることなく、東西のエッセンスを混ぜ合わせながら五感に訴えかける店内の空間も、お食事の際はぜひご堪能下さい。